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いつかのための日記

小説 桐島、部活やめるってよ

桐島、部活やめるってよ

話題になってたね。めっちゃ前だけど。

 

突如部活を辞めた桐島。

桐島はなぜ部活を辞めたのか。

学園の謎と学生たちの心情が交差し、謎が謎を呼んでいく学園青春ミステリ。

 

ではない。

 

青春… 多感な時期のあの一部分を切り抜いたような、そんな小説です。

桐島は部活やめるってこと以外殆ど出てこないんですけど、たしかに登場人物としてしっかりそこにいて。やっぱりその存在感を感じられるのは誰もが居たであろうあの学園の空間を作り上げ、書き上げたところにあると思います。名も出てこない学生たちが確かにそこには居て。

 

作者は朝井リョウさん。結構若いのにこれを作り上げたってことで話題になってたっけな…?この人の作品刺さる人多い気がします。是非大人になってから読んでほしい作品。

ちょっぴり息苦しくなるような、でも吹き抜けて爽やかな空気を感じられるそんな小説でした。